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2021/12/15

ハロー・アゲイン(帰ってきた私)【1】

Hallow again(ハロー、アゲイン)

気がつくと、私はホテルのシングルルームのような所にいた。
なぜだか、ながい眠りから醒めたような、そんな気がした。

起き上がり、用意されていたグラスでポットのお茶を飲もうとして、
置かれていたメモを見た。

目覚めたら、正面の鏡に向かって、「マーム」と2度呼びかけなさい。
私が正面の鏡に向かって、2度呼びかけた。


すると、一瞬のうちに、視界が開けた。
そこには、丸い虹のような形をした発光体があり、話しかけてきた。

「よく眠っていたようだね、2日間も、地上世界では2年経過した」
「ここはどこなのですか?」
「君たちの言う、場所、座標はない。用件だけを伝えよう」

言葉での説明はなく、頭の中に状況が伝えられた。
要するに、事故で多数の人が亡くなり私は死んだ。
しかし、それは妻と間違えて、連れてこられた。

もう私の遺体は火葬済みで、もどる身体はない。
私が2日間、眠っているうちに地上では2年が経過していた。


今、用意できる身体は、3つの選択、9歳の子ども、26歳と53歳の男。
そのどれかに決めなければならない。返事は、2分後と言うことだった。
私は、死んだのか、35歳だが、生き返るのに一番近いのを選んだ。

ふたたび、丸い虹のような形をした発光体が話しかけてきた。
「今から、一時的に26歳に入れ替わる。そのあと、妻の寿命が尽きたとき、君は妻の身体に入れ替わることが出来る。」
「じゃあ、僕は妻として生きることになるのか?」
「最終的には、そうだ、きみの寿命がある限りまで」
「それは、いつのことだ」
「いつかは言えない、今話していることも君は忘れる」

「そんな、僕が僕で生きることが出来ないのか」
「1時間だけ、記憶が残る、地上で言うところの2週間だ。」

「それでは、横になりなさい、目を閉じて、手をにぎるのです」
そう言われて、手を握った瞬間に、気を失っていた。


「お疲れ様、もういいですよ、お風呂どうぞ」
目を開けると、何かの撮影のようだった。
私は、ほとんど全裸で横たわっていた。

口の周りには、べっとり何かが着いていた.

髪の毛が長い、そばに置かれた箱からティシューを取り出し、口を拭った。
ツーーんと塩素というか、栗の花の匂いがした。
渡されたバスタオルで隠して浴室に入った。胸には丸い大きな乳房があった、

hallowA1


「男なのに、なんで?」
すると、頭の中で「仕事が終わったから、早く身体を洗って」と声が聞こえた。

「今日は、新企画の撮影が終わったのよ」
「君は誰?」
「月野あかり、ニューハーフなの」
「26歳で、男じゃないのか」
「26歳で、男よ、下に手を伸ばしてみて」

言われたとおりに手を伸ばすと、そこにはかなりのものがあった。
こんなことなら、9歳にすれば良かった。

次の日から、仕事に出勤することになった。
ニューハーフがサービスやマッサージする店だった。
「あなたは、黙ってみていて、わたしがするから」

午後二時に出勤、いろんな客を相手にする。
彼女が考えるように手や身体を動かすだけで良かったが、フェラのサービスでは思わず吐きそうになることもあった。頭は彼女でも、身体は私だから、痛みも快感も感じるのは私なのだ。

今夜、3人目の客は、AV出演したDVDを観て来たらしい。
通常のコース以外に、追加オプションが予約に書かれていた。
「真っ赤な透けるような下着で、オナニーしてほしい」というオーダーだった。

頭の中で、月野あかりから、指示されるとおりに従った。

”入室すると、すぐに客にあいさつするのよ”
「いらっしゃいませ、今からはあなたのお好きなように
楽しんで下さい」

”客に服を脱いでもらって、しわにならないようにハンガーに掛けるのよ”
「それでは、お召し物をお預かりします、お脱ぎになってください」

客の服をハンガーに掛けて、小物類は衣装かごに入れた。
身体が覚えているのか、さっと反応して、スムーズに作業できた。

”今から、ソファでお相手をするのよ”、頭の中で彼女に言われた。
私は、オナニーしないのかと尋ねたが、”最初からしないのよ、疲れるでしょ”

”お客を、ある程度、いい気持ちにしてから、最後にするの”と言う説明だった。

「お客様、こちらのソファにおかけになって下さい」
「あかりちゃん、AVで観たとおり、可愛いね、おっぱいも大きい」
「ありがとうございます、そんなこと言われたら、サービスしちゃいます」

ソファに座った客の、股間のものをそっと握り、口に含んだ。
亀頭から、するめの様な匂いがした。
「あかりちゃん、洗わないと臭いだろう」
「いえ、この匂い好きなんです」

実は、この匂いに僕はむせていた、すると頭の中で彼女に言われた。
”ダメじゃない、
これぐらい我慢して、お尻に入れられたものを口に入れられるより、ましでしょ”

20分以上も、その客へのサービスが続き、兜会わせの後、ラブソファで後ろから挿入される姿勢になった。

「お客様、今から抱いて下さい、後ろから、あかりを好きなようにして」

sofaR4-1

客が後ろから、抱きしめてきた。
二人が並んで座り、客はあかりのおっぱいを揉み、乳首に吸い付き、舐め回している。
透けるような赤いショーツを脱がせると、あかりの勃起したものに手を触れている。

「ああっ、ステキ」
「けっこう、おおきい、おっぱいもあって、こんなになってるなんて」
「言わないで、恥ずかしいから」
「恥ずかしい? 後で恥ずかしいことをして見せてくれるんだろ」
「あなたが、満足してくれたら、その後でオナニーするわ」

「君が僕に抱かれて逝ってしまったら、どうするんだ」
「じゃあ、今から私を抱いて、逝かせて、もし逝っても、その後で見せてあげる」

結局、客との営みで十分楽しんで、その後でオナニーして90分が過ぎた。
セックスで私が絶頂に達するほど、上手な客はいなかった。

オナニーしてしまうと、そのすぐ後の客は取らなかった。
AVの撮影の時も、1,2日は仕事を休み、禁欲生活をしていた。
撮影用に精液をためておくというか、そうしないと勢いよく噴き出さないからだった。


《つづく》
続きをお読みになるには、ハロー・アゲイン【2】をクリックして下さい
  



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コメント

Re: No title

美津子様、コメントありがとうございます。

これからは、少しずつ新作も掲載していきます。

No title

新作ですね、わくわくします。
早く、続きがみたいです。
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